激しい喜びはいらない、そのかわり深い絶望もない

何かあったら書こうか。それとも黙ろうか。それが問題だ。

包丁研ぎ 第2章

包丁研ぎ講座にまたいってきましたって話


前回の記事で3つ候補があることは書きました。
①キッチンパラダイス(7.14)
②臨界3Rステーション (5.18 済)
③五福うふ(7.1) ★今回はココ


今回は③です。↓

f:id:naganokazunori:20180702220813j:plain

看板

「大人気!包丁研ぎクラス」ってサイトに記載にグーグル様がひっかけたのでしょう。予約をとっていたので時間ちょい前ぐらいに訪問、マンションの一室を自宅兼教室にしているのでしょうね。おそらく女性ばかりだろうと思っていたので、スリッパもマイスリッパを持参(気にする人いるようなんでね)。ピンポン押すと「どうぞ」って声が。どうぞって…。

部屋に入ると、先生らしき人が電話してます。
あと女性が3、4人。男性が一人いました。ひとまず奥に進んで椅子に座ります。
お金を払ってちょっと座っているとどんどん生徒さんが来られて最終的に10名近くになったと思います。


先生が着席。


包丁研ぎについて講話が始まりました。
包丁の選び型とか包丁研ぎクラスを始めたきっかけとか、基本はマクロビの料理教室をやっておられるようです。料理するには包丁と友達になる(キャプ翼みたいですが)を語っておられました。
でも私もそう思います。料理に包丁は付き物だし道具を手入れして使うのは当然です、やらない方がどうかとおもいます。最近は使えなくなったら捨てて新しいのを買うというスタイルが流行って?いるとのことで嘆いておられました。


スポーツもそうですが、道具を大事にしない人は上達しない。これ定石。


今回のクラスの流れ
①先生の研ぎ見本
②生徒の研ぎ実践
③研いだ包丁を使っての簡単な調理
④実食(会話)

 

①先生の研ぎ見本
先生が研いで見せます。
写真や動画を撮られていました。


いや、、、、たぶん後で見ても分かんないと思うけど…。


ああ、そっかインスタとかにあげるのかな。
私は集中して見たいので撮りません。
何かのサイトにも書いてあったけど、写真や動画と記憶の関連性の記事で同じ風景でも写真や動画を撮った人と撮っていない人のその後の記憶に大きな違いがあるとのこと。そうです、写真や動画を撮った人はその風景の記憶が撮ってない人と比べると記憶に残っていないらしいです。まあなんとなくわかりますけどね。

 

②生徒の研ぎ実践
さて研ぎます。
確かに何度くらい傾けてどういう風に研ぐのかっていうのはYouTubeの研ぎ動画でもだいたい分かるんですよ。ただね、強さがこのくらいでいいのか、かえりがどのくらい出ていればいいのか。仕上がり具合がこのくらいでいいのか、これであってるのか、経験者に見て触ってもらって確かめてもらわないと微妙なさじ加減が動画じゃ分からない。

何度も確かめて貰ってだいぶ良くなってきたと思います。

 

③研いだ包丁を使っての簡単な調理
大根と生姜、ニンニクにねぎを加えた味噌汁のようです。
大根は包丁が切れると断面がキラキラしているとのこと。切れ味がいつもよりいいのかは分かりません。いつも料理していないので。ねぎは切れ味がいいとねぎの丸い断面がつぶれないとのこと、スパッと切れて丸い輪っかも残ったままなので切れているのでしょうかね。他の食材も切らないといけなかったですが、私が慣れてないので他の奥様たちに任せました。

 

④実食(会話)
男性用と女性用の味噌の量を変えるそうです。
鍋には女性用として作っておき、男性用の器には別にあらかじめ味噌をといた汁をいれておきちょっと濃い目にするようにしてくださいとのこと。男女で体も筋肉の量も違うので同じ味付けにするのはナンセンスとのこと。女性に合わせれば男性は薄く、男性に合わせれば女性は濃く感じるし当たり前のこと、どんな料理の味付けも男女で変えるべきであるということでした。大根と生姜、ニンニクなので結構あっさりとした感じの味噌汁です、夏にはいいかもしんない。


あとは私がこの包丁研ぎのクラスを依頼したことでこれだけの人が集まって縁ができたという話とか、先生は7月中に奄美に引っ越すので福岡のクラスは7月初旬に閉じるという話とか、奄美への荷物を全部送ると30万ぐらいかかるとか(クロネコの宅急便で送ったほうが安いと引っ越し業者に言われたもよう)、あとは片付けをして終了。

いのちをつなぐ口福ごはん 五福(うふ)-福岡の料理教室 | 人と人、人と自然、地球と宇宙と人をつなぐ料理 

 

あと一つ。

包丁研ぎってそんなに難しいことないんだなぁっと感じてきた。
私の目指すところは職人の研ぎレベルなんだが、一般人とどこが違うのだろうか。
いまのところ研ぎ講座でそれが分かるような事象は起きていない。

 

さて、、、ここからどう進むか。
ひとまずあと1講座受けてから考えます。


終わり―