デトロイト ビカムヒューマンをクリアしたので感想などを書きます。
①ゲームの分類
よくある謎解きADVにアクション性を追加したような感じです。プレイヤーの選択によってエンドが変わるマルチエンディングとなっています。
②難易度
選べます。簡単か難しいの2択。私は面倒な操作が嫌いなので簡単を選択しました。
②ストーリー
主人公は3名(3体?)のアンドロイドです。アンドロイドの目線でそれぞれの別の役目を持ち異なるストーリーで進んでいくうちにお互いのストーリーがクロスしていくという内容です。
コナーは、警察に所属する交渉人アンドロイドです。アンドロイドが絡む殺人、誘拐事件などに携わります。相棒となるおじさんもいい味出しています。
カーラは家事アンドロイド。掃除や洗濯、食事の用意が仕事ですが家庭内暴力を目撃。飼い主には動くなと言われたあと、子供を虐待する状況にどう反応するかはプレイヤー次第。髪を切ったあとはかなりイカス感じになりますね。
マーカスは、介護アンドロイド。人間性をアンドロイドに求める主人と金をせびる息子との対立、殺人容疑をかけられ廃棄寸前に。
③流れ
3名のアンドロイドのストーリが入れ替わりながら進んでいきます。基本は歩いてターゲット(モノや人)に近づき、簡単なレバー操作をすることでストーリーは進んでいく。喧嘩になったりとかアクション性を求める場面がでてくるが、QTEなのでパンチボタン押すとかそういうのではありません。
ただゲーム得意な人は簡単なんでしょうけどQTEの速度?は結構速いのでぼーっと見ていると戦いにほとんど負けてしまいます。。。といっても負けたあとのストーリーに分岐するのでそこで何度もやり直すというわけではないです。
ショートストーリーの1つが終わるごとにどういう分岐に進んだかの一覧が表示されます。ストーリー分岐の全容が見れます。進んだストーリーしか内容は分かりませんが、何通りのストーリーがあるのかは分かります。
◎良かったと思うところ
最初の人質との交渉からスピーディーな展開で引き込まれます。ちょっと掃除したりとかダルイストーリーもありますけど、、進んでいくと辞め時が分からない感じになります。全体的には結構なボリュームじゃないかなぁ、、、もう一回ぐらいやろうと思いますが、全ストーリーを網羅するためにやり直そうとは思いません。グラフィックが美しく、未来のデトロイトがこうなるんじゃないかと思えてしまいます。ストーリーも結構良かったです。
ただマルチエンディングにありがちですが、主のストーリーがどれなのか、、派生がどれなのかはプレイヤーにゆだねられる感じですね。
プレイヤーに選択を促すときに時間制限がありますが、これが私は良かったなと思っています。じっくり考えて答えを出す場面ばかりじゃないですからね。人によってはゲームなんだからじっくり考えさせてよと思う人もいるかも。
悪かったところ
本当に歩く速度で動くのでちょっと遅いな、と感じました。まあ仕方ないのかなぁ。場面によっては勝手に走ることになりますけど、周回プレイのときにネックになるかなと思いました。あと歩くときに小さな箱とかでっぱりでいちいちキャラが引っかかるのがイラつきます。もうちょっとスムーズによけて歩くとかに仕様をしてほしかったですね。
全体的に
面白かった。PSPLUS会員だからフリープレイでやれましたが、こういう私の知らなかった良い作品に出合えたのは幸運だったなと思います。クリアしたところですが、早速2回目始めました!
おわりー