激しい喜びはいらない、そのかわり深い絶望もない

何かあったら書こうか。それとも黙ろうか。それが問題だ。

犯人は踊る 第三版

犯人は踊るのプレイ所感を語ってみるって話


「犯人は踊る」というのはカードゲームです。

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「犯人」が逃げ切るか、「探偵」が犯人を見破るかの勝負となります。
手札は最初4枚でそれから場に出していくので最大4ターンで終了します。山からまたカードを取ることはありません。あとカードが全部で32枚しかありません。持ち運び便利ですね。よって結構お手軽系となりますか。


カードは全てフリガナ、色分けされているので小学生だったらダイジョブですね。
ちなみに次男(8歳)でも2,3回人のプレイを見てただけでルールは理解できたようです。


キーとなるカード①「犯人」

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手札がこのカードだけの状態でこのカードを場に出すことで勝利する。犯人が見破られずに逃げ切り勝利ということになります。探偵カードを使った人から「あなたが犯人だ!」と言われたら「ハイ」と答えて敗北となります。うそはいけませんヨ!ただし、犯人カードとアリバイカードを持っていた場合は「犯人ではありません」とうそをつけます!これ、重要。ここがこのゲームの面白いところの一つです。

 

キーとなるカード②「探偵」

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このカードを場に出すことで犯人を指名できます。「犯人はあなただ!」
ただ全員が1度カードを出して1ターン終了後しか使えません。使っても捨てカードになるだけです。犯人を指名し、間違えたとしても負けにはならず探偵カードを失うだけです。

 

キーとなるカード③「アリバイ」

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このカードは単独で持っていても意味がありません。犯人カードと一緒に持つことで効果を発揮します。犯人カードを持っていてかつアリバイカードを持っていた場合、探偵から「犯人はあなた!」と指名されても「違います」と答えることができます。探偵からすると犯人はこいつとわかっていても勝利できないわけです。サスペンスですな。


面白カード①「少年」

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このカードを場に出すと、全員目を瞑らせ「犯人」は目を開けてと言えます。よって現在犯人が誰か分かるわけです。面白いカードですが万能ではなく分かるだけで指名はできません。探偵も持っていたとしても一周回ってこないと犯人の指名ができないのでそれまでに犯人カードが移動してしまう可能性が高いです。

 

面白カード②「いぬ」

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誰かのカードを一枚だけ引くことができるカード。その一枚が犯人だった場合勝利となります。犯人が分かっている場合はピンポイントでカードを引けば勝利できます。かつ!アリバイカードは関係ないので犯人がアリバイを持っていても突破できます。


面白かった点
・犯人が分かったのに「探偵」を持っていないので指名できないジレンマ
・探偵を持っていて犯人が分かったのに自分の番の1つ前でカード交換によって探偵が失われた喪失感
・配られたカードが全て「一般人」だったときの絶望感
・「いぬ」で犯人カードを引き当てたときの優越感!
・第一発見者を引き当てまくるとネタ切れ
・「探偵」「犯人」「アリバイ」が手元に来た時の征服感


1300円ぐらいで買えるので暇つぶしにはいいゲームと思います。
あ、仕組み上3人以上いないと遊べません。。。


おわりー