激しい喜びはいらない、そのかわり深い絶望もない

何かあったら書こうか。それとも黙ろうか。それが問題だ。

ミニバス状況[10.01]

ミニバスに行っている2人の息子についての報告をば。

 

ミニバスの練習とスクールの時間以外は全くバスケに関することをやろうとせず、プロになると口だけになっている状態を看過することはできないので指導した。土曜とか日曜とか練習が休みの日にずっと家でゲームするという選択をしているやつらがプロになれると思うのかと。君たちがゲームを一日中している間にもプロになろうと頑張っている子は努力している。その差が試合で出ているというのになぜおまえたちは何もバスケのことをやらないのかと。天気が良かったし、小学校の校庭は開放されているのでシュートの練習やら何かできたはずだ。

 

そこで、私から計画を提示しそれを実行できないのあればバスケをやめてもらう。中学にいってから部活かなんかでやれということを通達した。プロになる気もない、努力しないやつらに元プロが教えるプロを目指す子たちのためのスキルアップスクールに通う必要がないからだ。実はスクールでも同じことを言われている。スクールに来る2時間だけバスケしてまた一週間経ってスクールの日がくる、これを繰り返すだけになっている人はプロにはなれないから辞めて貰ってよいと。もう来なくてよいと。
彼らはそれを自分たちのことを言われていると思っていないのだろう。でも本人たちに聞いたら2時間だけのスクールに行ってプロになれるのか?と聞くと「なれない」と答えるのに、何もしない。練習しない。家ではゲーム。またゲーム。そしてテレビ。

 

計画はおおまかにこうだ。

毎日やることとして、朝100本、昼休み100本のシュート練習、帰宅したら家でもできるボールハンドリングってサイトから10個のハンドリングを実施。ハンドリング自体は各20回なので慣れてくるとすぐに終わるはず。体幹レーニング3種で15分間。土日祝や大型連休の学校が校庭解放されている時間は必ず学校(校庭)にいってシュート500本。雨の日は校庭が使えないので家でハンドリングとバスケに関する書籍を熟読。TVやゲームに関しては一切禁止。ただし練習メニューを真面目にやっていた場合は一週間に2時間だけ認める。

 

とした。すると30分ぐらい考えた後、練習メニューを実行するのは無理だからバスケを辞めさせてくれと言ってきた。バスケに対するお前の気持ちはその程度のもの、そんなやつがプロになるなんて軽々しく口にするなといって風呂に入ったのだが、風呂からあがってきたら長男が大泣きしていた。よかったじゃないか、これで今までバスケしていた時間にTVみたりゲームできるんだからよかっただろう。なんで泣いているんだと問いかけるとこう答えた。

 

バスケがしたいです」(いや、マジで言った。ちょっと世代の私は笑ってしまった)

 

スラムダンクかよって言いたくなったが、彼はスラムダンクを知らない。ほんとうに心からでた言葉なんだろうなと。しかし練習メニューがこなせないならもうバスケはやらせないのは変わらないと言ったところ、朝の100本だけが無理だから別の練習に変えさせてくれと本人は主張した。なぜか。どうやら学校にボールを持ってきてはダメだと先生に以前言われているらしい。昼休みは学校がボールを貸してくれるので出来るとのこと。シュート100本をやりたくないんじゃなくて先生からダメだと言われていることを無視できないということだったようだ。


私だったら先生の言ったことなど無視するが、彼はそれが性格上できない。それは知っている。彼が提示した代わりの練習はハンドリングを朝もやるとのこと。

 

とりあえずこれで続けることとなったが、、さていつまで続くか。

 

おわりー

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